わたくし、〇川海老蔵で、ございます。
「わたくし、ケンシロウ改め、〇川海老蔵でございます。」
昔から、本命彼女ALOHAがいるにも関わらず、若いギャル犬娘たち&犬メンズにも、ブイブイ言われ(雄なのに腰振られたり)、モテモテな
犬界プリンス俺さま、海老蔵さま。
「最近、ある事件が 俺さまを襲った。」
俺さまは、将来の
犬界国宝となる身、
犬界の大事な舞台、ドッグランにて、
初めて出会ったデカイヤツ(柴犬の・・子犬。)に、
犬界のしきたりってやつを俺さま自ら、教えてやったつもりだ…。
「俺さまの水を~、飲むんじゃぁ、ねぇ~、よ~ぉ~。」
得意のお家芸“にらみ”で、詰め寄って行ったものの、
一瞬にして、逆に
数倍に反され、
ヤラれてボロボロになって帰ってきた、俺さま・海老蔵さま。
相手の飼い主さんには、感謝する。
俺さまの水を諦めさせ、フリスビー型の
灰皿で、
テキーラ水を飲ませていた。
「決して、俺さまの指示ではございません。」
わたくしの妻、ALOHA
央も、
その事件以来、心労からか、げっそりやせ細ってしまった。
・・・かと思いきや、義理母上が単に、
ALOHA央の本気ダイエットに励んでいるらしく、毎日体重計に乗せては、
「まだまだ!今日も百本ノック!」と、家の廊下で、100往復ダッシュをさせているそうだ。
それに、“鯛焼き”欲しさに、遠州灘公園にも連れて行かれるそうだ。
義理のALOHA央の実家では、仲良く並んでご飯を食べる海老蔵さまとALOHA央。
心臓に毛が生えているといわれるALOHA央が、心労でやつれるはずがない。
唯一、ALOHA央には、最近ご飯にレバーやささみミンチだけならともかく、かさ増し用の野菜が多めに入ってるという不満があるくらいだろう。
俺さまのこぼしたご飯すら ALOHA央に狙われる。
こう見えて 既に嫁には弱い、尻に敷かれている俺さま、海老蔵さま。
なぜか、父上、母上たちから最近、ALOHA央も「海老央」呼ばわりだ。
どこかで喧嘩を見つけると、跳んでいく海老央。
走る姿は俺さまより速い。・・・
速過ぎる。
だから俺さまは、他犬の喧嘩には、一瞬は行くものの、海老央に任せている。
するとまた、義母上ALOHA央ママの
雷が落ちる。
ALOHA央ママ、夏以来、ずっと体調を崩していたものの、ママの雷は相変わらずだ。
ALOHA央いわく、「心配は、ゼ・ロ~。」
すこぶる気分の高揚にて、こんなブログを公開しております。
ちなみに フィクションであって、実在の人物とは関係がございません。