ﾃﾞｶﾖｰｷｰALOHA　「Aloalo☆LeiALOHA」

ＡＬＯＨＡのために、雪をさがして　富士山スバルラインへ～、

河口湖から五合目までの約30kmの山岳ドライブウェイなら　きっと　どこかにふわっふわの雪があるはず！！
富士山五合目の標高２３０５ｍ、そこまでの道なら　きっときっと！！

そのためなら　たとえ高いと有名な、有料道路で往復２０００円払ったって　いいじゃない。

モノより　思い出。
カネより　思い出。
それで、ＡＬＯＨＡが楽しいのなら！！

・・・が。

「スバルライン　凍結のため、営業区間は１合目下駐車場まで。」

ガビ～ン。。。。（古）

「上まで行けないのぉ？」ショックな気分に一瞬なりながらも
「ってことは　そのあたりは雪で通れないってことだよね、
そこまで行けば、きっと雪なんだよ！」

喜びながら　テンションアゲ♂アゲ♂で、
有料道路の入り口で　料金所のおじさんに１合目下の駐車場までの有料道路の金額６００円を支払う。

スリップして、危険な目に合うような雪山まで、わざわざ行かなくてもね。
（昔、スキーに行くのに　愛車を運転中滑って　ガードレールに突っ込みそうになった恐怖の経験アリ）

雪さえ見れれば、６００円なんて　安いものよ～。

雪さえ・・・。

雪さえ・・・。

料金所で領収書チケットを渡すおじさんに、ハイテンションのまま
「雪、ありますかぁ～？　」
気分は３歳児。
かなりのビックスマイルで聞いたのに。

おじさんってば・・・、
私と同じ、そのハイテンションで、
「全然、ナイよ～。ハハハ～
キラリと歯を見せながら

・・・・私のビックスマイルに負けないほどの笑顔を　ヌケヌケと言いやがる。

なぁにぃ～？　雪がないだとぉ～！


・・・決して、決して。
料金所のおじさんが悪いわけではないの。
自然のことだから、今年の暖冬で　雪がないのは仕方がないのかもしれない。

でも。でも。でも。でも！！！

雪がないくせに、なんで「通行止め」なんてしてんだよ～～！！！！

「返せっ　６００円。返せ！！」
おじさんの胸ぐらつかんで　ブンブン振り回したい気分になりながらも（妄想）
仕方なく、「１合目下駐車場」目指して　走ります。

・・・さすが１合目下駐車場。

あっというまに到着。
これで６００円は・・絶対ボッタクリ。

買い物で、〇万×万の計算はできない私でも・・〇円単位のお金の計算にはちょっとウルサイ。

雪がみたくて　走ったスバルラインの駐車場は、
かなり　騙された人たちでいっぱいだった。


わざわざ　レンタカーで来て　富士山の写真を撮ってる人もいたり、
男２＋女１のカップル？が雪だるまを作って　冬ソナごっこをしてる人達もいたり。

肝心の雪は、道路の隅に固まっていた、
除雪した雪の塊、ほとんど氷になってる山があるだけ。

通行止めの案内の向こうだって、そんなに雪は見当たらない。

「あたしが見たいのは　こんなんじゃない。
ＡＬＯＨＡをフッカフカの雪山で　遊ばせてあげたいの！！」

去年、けんちろ＆ＭＲＯＭＩＲＡ家に連れてってもらった雪山ツアー。
初めての雪山に　ＡＬＯＨＡはそれはもう、大興奮だった。

ふっかふかの雪に一歩足を踏み入れたら・・
キャーキャー言いながら　走ってるように私は見えた。

でも。その時も、・・・・パパだけ　仕事だった。

いつも、ＡＬＯＨＡが楽しくしてる姿の半分以上はパパは見ていない。

ＡＬＯＨＡが楽しく遊ぶ姿を
パパにも見せてあげたいのに。

私がみたいのは　こんな雪じゃない・・・。

悔しくなってきて　涙が出そうになって・・
トイレに行ったら・・

ボットン便所（汲み取り式トイレ）。

あまりの異臭に吐きそうになった。

今まで見たこともない、そのままトイレの下が　×××・・・。
落ちたらコワイ。・・・恐怖のトイレです。


ＡＬＯＨＡ、ごめんね。
ママは　こんな雪を見せたかったわけじゃないんだよ。
・・・そう切ない思いをわかって気遣ってくれたのか、ＡＬＯＨＡは雪、いや氷の山でも　なんだか嬉しそう。

雪山の上にジャンプして　顔をつけてみたり、
ダッシュしてみたり。


３人カップル？が作ってた　雪だるまにも　興味深々。

道路の反対側の山道に　少しだけ広く　雪が残っているのを発見し、
ＡＬＯＨＡを連れて行ってみた。

カッチカチの雪、いや、氷。
歩くと、スケートリンクのように滑るところもある。

ＡＬＯＨＡは肉球がキンキンに冷えるだろうのに
タッタカタッタカ歩いては　ジャンプしたり。


急に、背中を　氷に押し当てて　ゴロゴロ～。
氷上のプリマ・ＡＬＯＨＡはいつまでも　クルクルまわってる。


ドッグランで見せる、カメムシごっこみたい。

この行動、「超☆キモチいい～！」って　犬語の本には書いてあった。

楽しいんだね、ＡＬＯＨＡ。

こんなちょっとの雪、いや氷でも　楽しいんだね。

パパも　その様子を見ながら　笑ってる。
「ＡＬＯＨＡ，おバカさんだね～。足、冷たくないの～？」
呆れた顔しながらも　ＡＬＯＨＡのおバカな行動を見て笑ってた。

しばらく遊んで、ＡＬＯＨＡを抱っこして　足から背中から　持ち込んだタオルで拭きながら
ＡＬＯＨＡの楽しそうな顔を見れて　どうやらもう・・納得してる様子のパパ。

でも。
・・・全然、納得できない私。

「富士山、山梨方面じゃダメだったね！
今度は御殿場の富士山、目指そう！！
御殿場の方が、絶対、雪あるって。

ｲｴﾃｨ（スキー場）、行こう～。イエティ～。
こうなったら　富士山１周ツアーだよ。」

そうして　我が家の「雪を探すツアー」は、まだ、続きました。（呆）

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